メルカリを利用したことはありますか?
メルカリでは自分が持っているものを簡単に出品することができて、けっこう便利ですよね。
出品する際には、ゆうパック、クロネコヤマトの宅急便を利用することになるかと思います。
今回は、その発送方法の中でも特に利用しやすい「らくらくメルカリ便」について仕組み、使い方、メリット、デメリットを紹介していきますね。
らくらくメルカリ便って?
らくらくメルカリ便とは、クロネコヤマトが提供している配送方法です。
その中身は「ネコポス・宅急便コンパクト・宅急便」ですね。
通常のクロネコヤマトよりも、安い料金で、匿名で発送できることが特徴です。
らくらくメルカリ便の仕組みとメリット
らくらくメルカリ便の最大のメリットは、「匿名で商品を発送できること」です。
他にもメリットがありますので、まとめてみますね。
●宛名書き不要
●全国一律の送料で送ることができる
●A4サイズから160サイズまで、対応サイズが幅広い
●メルカリの取引画面で配送状況が確認できる
●匿名で商品を発送できる
●万が一の時も商品代金はメルカリが全額保証してくれる
では、どういうことか順番に見ていきましょう。
宛名書き不要
配送用の2次元コードを生成して、コンビニ店頭の端末にかざす、ヤマトの営業所に持っていくだけで、宛名書きが不要になります。
送料は購入者との決済時に自動で差し引かれる形となるため、レジでの会計も不要です。
また、集荷を依頼した場合でも、ドライバーに送り状番号を提示するだけでOKなので、宛名書きが不要です。
全国一律の送料で送ることができる
荷物のサイズによって料金は変わりますが、日本のどこでも一律の料金で送ることができます。
どんなに遠くても一律なのは助かりますよね。
A4サイズから160サイズまで、対応サイズが幅広い
らくらくメルカリ便では、次の配送方法で商品を発送することができます。
●ネコポス
●宅急便コンパクト
●宅急便
それぞれに料金が設定されていますので、詳しく見ていきましょう。
ネコポス
小型サイズの配送方法です。
規格等は以下の通りです。
●料金:全国一律195円(税込み)
●サイズ:A4サイズまで(31.2cm × 22.8cm)
●厚さ:2.5cm以内
●重さ:1kg以内
ネコポスのサイズの場合、ポストに入るような大きさのものしか送ることしかできません。
ですので、「アクセサリー」「スマホケース」「薄手の衣類」「本・雑誌」「DVD・CD」などへの利用だとOKですね。
といわれても、いちいち大きさ測るのはめんどくさい!という方は、「ネコポス定規」のご利用をおすすめします。
ネコポス定規は、お問い合わせ窓口から相談してみてください。
ここでは、正当な理由を入力する必要がありますが、難しく考えずに入力しましょう。
「メルカリ等でよくネコポスを利用するが、効率よく厚さを測れずに困っている」というような主旨ですね。
問い合わせしてから、2日程でドライバーさんが持ってきてくれますよ!
【ネコポスの注意点】
●荷物の集荷を依頼した場合は、利用することができませんので、ご注意くださいね
宅急便コンパクト
中型サイズの配送方法です。
規格等は以下の通りです。
●料金:全国一律380円(税込み)
●サイズ:クロネコヤマト販売の専用資材
●厚さ:ー
●重さ:ー
宅急便コンパクトの場合、60サイズ未満の大きさのものを送ることができます。
このBOXはヤマトの営業所、一部のコンビニで販売されています。
価格は税込み65円です。
用途は、子供服、小型のおもちゃ、雑貨などですが、箱を別途購入する必要がありますので、利用頻度は少ないかもしれませんね。
【宅急便コンパクトの注意点】
●荷物の集荷を依頼した場合は、税込み30円の集荷料がはっせいします
宅急便
ネコポス、宅急便コンパクトでも収まらなかった荷物を配送する方法です。
サイズ、重さによって料金が異なりますので、以下の表を参考にしてくださいね。
サイズ(縦横高さの合計値 | 重さ | 送料(全国一律) |
60サイズ | 2kgまで | 600円 |
80サイズ | 5kgまで | 700円 |
100サイズ | 10kgまで | 900円 |
120サイズ | 15kgまで | 1,000円 |
140サイズ | 20kgまで | 1,200円 |
160サイズ | 25kgまで | 1,500円 |
大型サイズ配送では、60サイズから160サイズまでの荷物に対応しています。
送料は一番高くても税込み1,500円というのは助かりますね。
用途は、厚手の衣類、くつ、大量の食料品などです。
というか、多少大きくなるとこれしか使えないですね。
【宅急便の注意点】
●箱の大きさよりも、重さが優先して計算される
例えば、重さが20きgで、100サイズだった場合、140サイズの1,200円で計算されます。
●荷物の集荷を依頼した場合は、税込30円の集荷料が発生する
メルカリの取引画面で配送状況が確認できる
メルカリアプリの取引画面から、発送状況を確認することができます。
配送番号の入力がないのも助かりますね。
匿名で商品を発送することができる
出品者、購入者が自分の名前、住所のやりとりをする必要なく、匿名で商品のやりとりができます。
個人情報を守りながら取引ができるので、安心ですよね。
伝票も専用のものを使用しているので、出品者の氏名・発送元の情報がないものが貼り付けられます。
もちろん、クロネコヤマトには出品者、購入者双方の情報が提供されます。
クロネコヤマトにまで匿名にしたら配送できませんからね。
ちなみに貼付される屋上は↓のものです。
クロネコヤマトの営業所預かり版

コンビニ版

どちらも購入者の住所が記載されていますが、出品者が内容を確認できないタイミングで記載されます。
ヤマトの場合、右側に出品者情報が記載されていますが、左側のみ荷物に添付されるので、購入者に出品者の情報が知られることはありません。
万が一の時も商品代金はメルカリが全額保証してくれる
配送中に万が一のことがあった場合は、メルカリが全額保証してくれます。
めったにないことですが、安心ポイントですよね。
らくらくメルカリ便のデメリット
大したデメリットではないのですが、人によっては影響大かもしれませんので、書いておきますね。
●送料込みの出品でしか使えない
●コンビニかヤマトの営業所に持ち込む必要あり
このあたりでしょうか。では、順番に見ていきましょう。
送料込みの出品でしか使えない
出品時に、配送料の負担を出品者負担にした場合でないと、らくらくメルカリ便は使うことができません。
画面で見てみましょう。

コンビニかヤマトの営業所に持ち込む必要あり
コンビニが遠い、コンビニまで持っていくのがめんどくさい、という方には大きなデメリットになりますね。
私が住んでいる近くにはファミマ、サンクスがないので、デメリットを受けてしまっているのが悩みですねー。
出勤途中にヤマトの営業所があるので、出勤がてらネコポスを利用できているのが唯一の救いでしょうか。
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らくらくメルカリ便の使い方
では、らくらくメルカリ便を使って配送するまでの手順を見ていきましょう。
1.出品時にらくらくメルカリ便を選択しよう
ここでらくらくメルカリ便を選択しておかないと、匿名で配送することができないので注意しましよう。
やりかたは、出品アイコンをタップして、メニューを少し下にスクロールすると、「配送の方法」がありますので、そこから「らくらくメルカリ便」を選択しましょう。
画像で補足しますね。



ここで「配送料の負担」を「送料込み(出品者負担)」にしておきましょう。

「着払い(購入者負担)」にすると、らくらくメルカリ便が選択できなくなります。
こんな感じですね。


2.商品が売れたら発送手続きをしよう
実際に商品が売れたら、「取引画面へ」をタップして、発送方法を選びましょう。
次の3つから選択することができます。
●コンビニから発送
●ヤマトの営業所へ持ち込んで発送
●ヤマトの集荷サービスを利用して発送
先述の通り、「ヤマトの集荷サービスを利用して発送」をすると、集荷料が30円かかりますので注意してくださいね。
3.配送サイズを選択しよう
配送サイズを「小型サイズ」「中型サイズ」「大型サイズ」から選びましょう。

コンビニから発送の場合の手順
ファミマではFamiポート、サンクスではKステーションからの手続きになります。
詳細は以下を確認してくださいね。
らくらくメルカリ便の注意点
便利な「らくらくメルカリ便」ですが、注意点がいくつかあります。
取引開始後に「らくらくメルカリ便」に変更したい場合
出品時に配送料の負担を「送料込み(出品者負担)」にしておけば、取引開始後でも「らくらくメルカリ便」に変更することができます。
が、取引開始後に変更すると、購入者の情報が出品者から見えてしまう状態になります。
こうなってしまわないよう、出品する場合はあらかじめサイズ等をキチンと測っておきましょう。
購入者から住所変更依頼があった場合
発送前であれば、購入者の取引画面からお届け先を変更することができます。
これは購入者が操作することですので、出品者側は何もすることはありません。
まとめ
らくらくメルカリ便について書いてきました。
匿名で商品のやりとりができるので、個人情報を守りたい方はぜひ利用してみてくださいね。
メルカリ系の記事はシリーズ化しようと思いますので、ご期待下さい!
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